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建築素材~板材~

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建築素材~板材~

ベニヤ・コンパネ・合板って何が違うの?

特徴や用途を分かりやすく解説!

こんにちは!ユーミーリフォーム浮牟田です。

DIYやリフォームで木材を選ぶとき、「ベニヤ」「コンパネ」「合板」っていう言葉をよく聞きますよね。でも、「結局何が違うの?」って思ったことはありませんか?

この記事では、それぞれの特徴や用途をわかりやすく紹介します!「DIYでどの木材を使えばいいかわからない」「ベニヤと合板ってどう違うの?」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。


ベニヤ・コンパネ・合板ってどう違うの?

ホームセンターに行くと、「ベニヤ板」「コンパネ」「合板」など、いろんな名前の板材が並んでいます。見た目は似ていますが、それぞれ特徴が違います。

  • ベニヤ板:1枚の薄い板(単層の木材)

  • 合板:ベニヤ板を何枚も貼り合わせたもの

  • コンパネ:合板の一種で、コンクリート型枠用に使われる

つまり、**ベニヤ板を何層にも貼り合わせたものが「合板」**で、合板の中に「コンパネ」や「構造用合板」といった種類があるんです!

では、それぞれ詳しく見ていきましょう!


ベニヤ板とは?特徴と使い道

ベニヤ板の特徴

ベニヤ板は、木材をスライスして作られた1枚の薄い板です。厚みは2.3mm〜30mmとさまざまで、薄いほど加工しやすく、軽いのが特徴です。

本来の「ベニヤ板」は1枚の板ですが、ホームセンターでは、薄い板を何枚か貼り合わせた「ベニヤ合板」も「ベニヤ」として売られていることがあります。

サイズと価格

建築業界では、**910mm×1820mm(3尺×6尺)**のサイズが一般的で「サブロク」と呼ばれています。他にも、**1220mm×2430mm(4尺×8尺)**の「シハチ」というサイズもあります。

価格の目安として、910mm×1820mm(厚さ3mm)のベニヤ合板は約1,600円ほどです。


構造用合板とは?特徴と使い道

構造用合板の特徴

構造用合板は、住宅の壁や床の下地に使われる頑丈な合板です。JAS規格に基づいて作られているため、強度がしっかりしているのがポイント!

主な使い道

  • 家の壁や床、天井の下地材

  • 耐震補強用の補助材

  • DIYの基礎素材

表面に仕上げ加工がされていないので、見た目を重視する家具などには向きませんが、DIYの下地材としてはピッタリです!

サイズと価格

910mm×1820mm(厚さ12mm)の構造用合板は、**約2,800円〜**で販売されています。


コンパネとは?特徴と使い道

コンパネの特徴

「コンパネ」は「コンクリートパネル」の略で、コンクリートを流し込む型枠として使われる合板です。水に強いのが特徴で、表面に防水加工がされているものもあります。

主な使い道

  • コンクリート型枠の材料(建築・土木工事用)

  • 仮設の足場や仮囲い

  • 簡単なDIY(見た目を気にしない用途)

サイズと価格

一般的なサイズは900mm×1800mm、厚みは12mmが主流。価格は、無塗装のものなら約2,000円〜、防水加工されたものは10,000円以上することもあります。


合板の接着剤の種類と耐水性について

合板は、ベニヤ板を接着剤で貼り合わせて作られます。使用される接着剤によって、耐水性や強度が変わるんです。

耐水性のランク

  • 特類(フェノール樹脂):耐水性バツグン!屋外や構造材向け
  • 1類(メラミン樹脂):湿気に強く、住宅の外装や基礎型枠向け
  • 2類(ユリア樹脂):住宅の内装向けで、ある程度の湿気ならOK
  • 3類(カゼイングルーなど):耐水性が低く、今ではほとんど使われていない

DIYで使うなら?

  • 家具や棚を作るなら「2類」の合板
  • 屋外や水回りで使うなら「特類」の合板

用途に合わせて選ぶのがポイントですね!


まとめ

ベニヤ・合板・コンパネの違いを知っておくと、DIYやリフォームで「どの木材を選べばいい?」と迷うことがなくなります!

  • ベニヤ板:1枚の薄い板で、合板の元となる素材

  • 合板:ベニヤ板を貼り合わせた板材で、構造用合板やコンパネも含まれる

  • コンパネ:コンクリート型枠用の合板で、防水性が高い

DIYやリフォームをする際は、木材の特徴を活かして最適なものを選びましょう!

鹿児島市でリフォーム&増改築をお考えの方は、ぜひユーミーリフォームにご相談くださいね!

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